ロシア軍は「これ以上どこにも動けない」 元ウクライナ国防相
(CNN) 西側諸国からウクライナに提供された兵器のおかげで、ロシア軍はウクライナで「これ以上どこにも動けない」状況にあると、アンドリー・ザゴロドニュク元ウクライナ国防相が18日、CNNに語った。
「西側諸国が我々に提供した武器のおかげで、ロシア軍はこれ以上どこにも動けない状況にある。我々はなんとか彼らを阻止することができた」とザゴロドニュク氏は語った。
「と同時に残念なことに、我々は本格的な反撃のために適切で威力のある武器を十分に持っていない」と付け加えた。
同氏はまた、「膠着(こうちゃく)状態」という言葉はウクライナの状況には当てはまらないと指摘した。
「通常、人々が膠着状態という言葉を使うとき、ある種の安定や平穏を想定している。しかし、残念ながらそうではない。現在、戦いは非常に活発で、毎日人が死んでいる。また、ほぼすべての戦線で小さいものも含めて多くの作戦が進行している」とザゴロドニュク氏は述べた。
ウクライナ政府内部で配布され、政府高官が17日にCNNと共有したウクライナ政府の報告書によると、クリミアの航空基地、弾薬庫、飛行場であった少なくとも3つの爆発はウクライナによるものだった。