コレラ流行のハイチ、死者136人に 1カ月で急増
世界保健機関(WHO)によると、コレラはワクチンが存在し、発症しても「容易に治療できる」感染症だが、発展途上国では下痢の症状を通じて死に至る危険があるという。
保健省によると、1カ月前の死者は8人で、全員が人口密集地の首都ポルトープランスにいた。だがマルクー氏によれば、今は遠く離れた地域でも感染が広がり、保健関係者が現地に行き実態を把握するのが難しくなっている。
ハイチでは今年まで、全国的な保健衛生対策が効を奏しコレラがほぼ撲滅した状態だった。