10項目の和平案、ゼレンスキー氏が提案 バイデン氏の支持獲得と明かす 米議会演説
(CNN) ウクライナのゼレンスキー大統領は21日夜、米連邦議会の上下両院合同会議で演説を行い、自身が示した10項目からなる和平案にバイデン大統領から支持を得られたことを明らかにした。
ゼレンスキー氏はその実現に向けて議員らも協力可能だと訴えた。「我々は平和が必要だ。ウクライナは既に提案をしていて、先ほどバイデン大統領と話した。我々の和平の枠組みは、我々の共同安全保障や、開催の可能性がある首脳会議のために実行されるべき、されなければならない10項目だ」と語った。
ゼレンスキー氏は議員らに対ロシア制裁の強化も求め「テロリストに侵攻の責任を負わせる」必要性を説いた。
「ロシアにこの侵攻が真に荒廃をもたらすと感じさせるため、あなたがたには制裁を加えられる力がある。この一方的で犯罪的な戦争を始めた者に裁きを下すため、我々を支援する力があなたがたにはある」と述べ、「テロリストにこの戦争の全損害を補償させよう」と続けた。