米国、ウクライナ・ロシア間の「外交上の道筋を支援」
(CNN) 米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報担当調整官は21日、米国はウクライナでの「公正な平和」を願っているが、交渉に関してバイデン大統領はウクライナのゼレンスキー大統領に従うと語った。
カービー氏はCNNに対して、「ゼレンスキー大統領が結果として得たい内容に沿って、バイデン氏が公正な平和を求めていることは明白だ」と述べた。
さらに「我々は今後の外交上の道筋を支援する意思がある。ウクライナ国民と足並みをそろえ、彼らが公正な平和の結果として実現したい内容に沿う形で、我々がそれを行うことを保証する」と述べ、「我々は彼らに条件を指示したり、交渉に着くことを強要したりはしない」と付言した。
カービー氏は、バイデン氏が公表、非公表のものを含め、対ウクライナ安全保障支援を継続して行うことに集中しているとも語った。
ただ、和平に向けた首脳会議を巡る臆測については立ち入らず、米政権は「もう少しそれについて把握したい」と述べるにとどめた。