イスラエル、ガザ地区を攻撃 レバノンからのロケット弾に報復
レバノン軍は同国南部からロケット弾が複数発射されたことを確認したものの、誰が発射したのかには言及しなかった。
レバノン南部の国境地帯を軍事・政治的に支配するヒズボラは、ロケット攻撃への関与を否定も肯定もしなかった。ただ、ヒズボラは6日の声明で攻撃への関与をほのめかしたとみられ、「数億人のイスラム教徒」がアルアクサのために「血を流す」用意があると警告した。ヒズボラのトップ、ハッサン・ナスララ師はここ数カ月、アルアクサ・モスクで違反があれば「あらゆる地獄がこの地域に解き放たれる」と発言している。
イスラエル軍はレバノンからのロケット弾攻撃について、ハマスかガザ地区の武装組織「イスラム聖戦」によるものとみている。IDFの報道官は「ヒズボラはそれを知っていた。レバノンにも責任がある」との認識を示した。