ロシア人活動家、親政権ブロガーの死に「悲しみ感じず」と投稿 テロ関連容疑で逮捕
(CNN) ロシア・サンクトペテルブルクの爆発で親政権派の軍事ブロガーが死亡した事件をめぐり、SNSに「一片の悲しみも感じない」と投稿した活動家、ヤロスラフ・シルシコフ氏が逮捕された。
ロシア国営タス通信は、当局が同氏に対し、テロを正当化した疑いで捜査を開始したと伝えた。
今月2日にサンクトペテルブルクのカフェで起きた爆発では、戦争を支持していたブロガーのウラドレン・タタルスキー氏が死亡した。
シルシコフ氏はSNS「テレグラム」に、タタルスキー氏はあらゆる人の「殺害と強奪」を望んだ「極悪人」だったと書き込んだ。
シルシコフ氏はまた、米紙ウォールストリート・ジャーナル記者のエバン・ゲルシュコビッチ氏が先月、ロシアで逮捕されたことをいち早くテレグラムに投稿。CNNとの電話インタビューで、ゲルシュコビッチ氏から取材予定の記事がいくつかあるとして連絡を受け、同氏が逮捕される直前に中部エカテリンブルクで会ったと話していた。