ロシア当局、ワグネルへの捜査打ち切りを発表
(CNN) ロシア連邦保安局(FSB)は27日、民間軍事会社ワグネルによる「武装反乱」の捜査を同日付で打ち切ると発表した。国営RIAノーボスチ通信が伝えた。
FSBの報道担当部門は同日の声明を通し、反乱を捜査するなかで、ワグネルのメンバーが犯罪を直接意図する行動を中止したことが確認されたと述べた。
反乱を主導したワグネルの創設者、エフゲニー・プリゴジン氏には言及しなかった。
同通信によれば、ロシア国防省は27日、ワグネルが重装備をロシア軍の現役部隊に引き渡すと発表した。
プリゴジン氏が26日に語ったところによれば、ワグネルの部隊は30日に陣地から撤退し、ロシア南部ロストフ州の南部軍管区に重装備を引き渡す予定だったが、23日にロシア軍部隊の攻撃を受けた。反乱はその日の夜から始まった。