ロシアの動機は「占領地の維持」 ウクライナ国防次官
(CNN) ウクライナのマリャル国防次官は26日、ロシアの主な動機について、すでに占領した領土を維持することだと述べた。
マリャル氏はSNSへの投稿で、「占領した領土を『失いたくない』という動機は、より多くの領土を占領したいという動機よりも、はるかに強いだろう」と述べた。ロシア軍にとっては、占領した領土を失うよりも、攻撃に失敗することのほうが心理的に耐えやすいなどと述べた。
マリャル氏はさらに、「ロシア連邦の任務は今、いかなる犠牲を払おうとも我々の攻撃を阻止することだ。ダムの破壊や地雷原、継続的な砲撃、破壊工作、情報戦、核のレトリックによって」と語った。
マリャル氏は、攻勢を続けるなかで、ウクライナ軍が難しい時期にあることを認めた。
マリャル氏は、ウクライナ軍が現在、非常に厳しい状況にあるとしながらも、着実に前進していると指摘。「なぜなら、我々は正義の戦争を戦っているから。これが我々の強さだ」と語った。