ウクライナ各地に攻撃 ヘルソンで2人死亡、キーウでは7人負傷
(CNN) ウクライナ当局は21日、南部ヘルソン市で夜間にロシアの砲撃があり、少なくとも2人が死亡、5人負傷したと明らかにした。首都キーウや北東部ハルキウも攻撃を受け、複数の負傷者が出ている。
ヘルソン州軍政当局のトップ、オレクサンドル・プロクディン氏はSNSテレグラムへの投稿で、寄宿舎への攻撃により29歳と41歳の男性あわせて2人が死亡したと明らかにした。
プロクディン氏は「ヘルソン市にとって悲惨な夜になった」と説明。女性3人と男性2人が負傷したと言い添えた。
ヘルソン市軍政当局のトップによると、ロシア軍は住宅街を攻撃し、複数のアパートや車が損傷したという。
ヘルソンに砲撃があったとの報道に先立ち、ウクライナ当局はロシアの攻撃により首都キーウで7人、北東部ハルキウで2人が負傷したと明らかにしていた。
キーウのクリチコ市長によると、同市の負傷者には9歳の女児が含まれる。インフラ施設の瓦礫(がれき)が居住ビルに落下し、この女の子と18歳の女性が病院に搬送されたという。