イスラエル軍、ガザでハマス関連の標的250カ所を空爆と発表

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イスラエル軍の空爆後、煙が立ち上るガザ地区。イスラエル南部から12月6日に撮影/Athit Perawongmetha/Reuters

イスラエル軍の空爆後、煙が立ち上るガザ地区。イスラエル南部から12月6日に撮影/Athit Perawongmetha/Reuters

(CNN) イスラエル軍は6日、空軍が直近24時間でパレスチナ自治区ガザ地区にあるイスラム組織「ハマス」関連の標的約250カ所を攻撃したと発表した。

前日よりわずかに増えたが、ハマスとの戦闘を再開した初日の400カ所あまりと比べれば少ない数字にとどまった。

現地では、ハマスの武器や地下壕(ごう)、爆弾や軍事インフラが次々と見つかっているという。

発表によれば、5日にイスラエル中部へ撃ち込まれたロケット弾の発射装置2基や、ガザ地区北部にある学校の隣で活動していた武装テロ班も標的となった。中部デイルアルバラにも空爆の指示が出た。

イスラエル軍は、これらの攻撃によってハマスやパレスチナの武装組織「イスラム聖戦」のテロリストたちを排除し、数カ所のテロ施設を破壊したとしている。

CNNが5日に確認した複数の映像には、デイルアルバラが甚大な被害を受け、近くのアルアクサ殉教者病院に多数の死傷者が運ばれた様子が映っている。

自治区ヨルダン川西岸のパレスチナ保健省は5日、ハマスが実効支配するガザ地区にある各病院からのデータとして、ハマスがイスラエルに奇襲攻撃を仕掛けた10月7日以降、ガザ地区で計1万6000人近くの死者が出たと報告した。

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