米、イスラエル過激派入植者へのビザ発給を制限

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ドバイでメディアの取材に応じる米国のブリンケン国務長官/Saul Loeb/AFP/Pool via AP

ドバイでメディアの取材に応じる米国のブリンケン国務長官/Saul Loeb/AFP/Pool via AP

(CNN) 米国のブリンケン国務長官は5日、パレスチナ自治区ヨルダン川西岸地区での暴力行為に責任があるイスラエル過激派入植者の入国を阻止するための新しい政策を発表した。

ブリンケン氏は声明で、国務省が新たなビザの発給制限を実施すると明らかにした。対象となるのは、暴力行為や、必要不可欠なサービスや基本的な生活必需品への民間人のアクセスの不当な制限などを通じて、西岸地区の和平や治安、安定を弱体化することに関与したと考えられる個人。ブリンケン氏によれば、そうした人物の近親者についても制限の対象となる可能性があるという。

ブリンケン氏によれば、米国務省は、西岸地区での攻撃に責任があるイスラエル人とパレスチナ人の両方に今回の政策を適用できるようになる。

国務省の報道官は、新たな制限措置が数十人の個人とその家族に影響を及ぼすとの見通しを示した。

10月7日のハマスによるイスラエルへの攻撃の後、西岸地区での暴力が激化していることを受けて、米当局者は数週間にわたり、ビザの制限を実施する可能性を示唆していた。

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