ネパール軍がエベレストのごみ収集作戦 遺体収容も

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
エベレスト山とネパールのカトマンズのベースキャンプから収集された廃棄物=2019年6月5日
/Narayan Maharjan/NurPhoto/Getty Images

エベレスト山とネパールのカトマンズのベースキャンプから収集された廃棄物=2019年6月5日 /Narayan Maharjan/NurPhoto/Getty Images

(CNN) 世界最高峰エベレストが本格的な登山シーズンに入るなか、ネパール軍のチームが14日からベースキャンプに入り、ごみ収集作戦を開始する。

軍が2019年から実施してきた事業で、今年も英蘭系食品・日用品大手のユニリーバと提携。軍要員12人とガイド役のシェルパ18人でチームを編成する。

19年から昨年までの間に収集したごみは計110トン、今回も10トンに上る見通しだ。

ごみ収集と同時に、昨年エベレストで亡くなった5人の遺体も収容する。昨年はエベレストで登山者計12人の死亡が確認され、5人の行方が分からないままになっている。

エベレストでは近年、混雑とごみが二大問題となっている。今年は初めて登山者全員に対し、排せつ物を政府配布の袋に入れて持ち帰ることが義務付けられた。

さらに今年から全登山者に対し、捜索救助活動の助けになる追跡チップを発行するという。

メールマガジン登録
見過ごしていた世界の動き一目でわかる

世界20億を超える人々にニュースを提供する米CNN。「CNN.co.jpメールマガジン」は、世界各地のCNN記者から届く記事を、日本語で毎日皆様にお届けします*。世界の最新情勢やトレンドを把握しておきたい人に有益なツールです。

*平日のみ、年末年始など一部期間除く。

「環境問題」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]