マクドナルドのポテトはSサイズのみ、水害や物流網混乱で輸入に遅れ
(CNN) 日本マクドナルドは21日、ポテトの輸入に遅れが出ていることから、フライドポテトの販売を一時的に制限すると発表した。
同社の発表によると、船便が経由するカナダのバンクーバー港近郊で発生した水害や、コロナ禍による世界的な物流網への影響で、輸入に遅れが出ている。
このため今月24日~30日まで、日本国内で販売する「マックフライポテト」はSサイズのみに限定し、MサイズとLサイズは販売を休止する。
日本マクドナルドの日色保・最高経営責任者(CEO)によると、ポテトはバンクーバー近郊の港湾を経由して北米から大規模輸入を行っている。しかし洪水被害やコロナ禍に関連した世界的な物流網の混乱により、輸入の遅れが発生した。
Sサイズのマックフライポテトについては、航空便を手配するなどの代替手段を模索して、24日~30日まで販売を続けるとしている。
SNSでは「まさに悲惨な2021年の終わり」「ポテト不足―2語のホラーストーリー」などと嘆くツイートが飛び交っている。