バフェット氏との昼食会の権利、100万ドルで落札
ニューヨーク(CNNMoney) 米著名投資家で投資持株会社バークシャー・ハザウェイの最高経営責任者(CEO)を務めるウォーレン・バフェット氏が毎年行っている貧困撲滅のためのチャリティーオークションで、バフェット氏との昼食会への参加権が7日に100万100ドル(約1億円)で落札された。
今年の落札額は、過去最高額だった昨年の350万ドルを大幅に下回り、2007年以降で最も低い額となった。今回の落札者も前年に続き、匿名での参加だった。
バフェット氏が米ネット競売大手イーベイに昼食会への参加権を出品するのは今年で14回目。今月2日に入札が始まり、最低落札価格は2万5000ドルだった。昼食会はニューヨーク市内のステーキハウス、スミス・アンド・ウォレンスキで行われる。
オークションの利益は、サンフランシスコの慈善団体グライドに贈られる。グライドは貧困や教育問題に取り組んでおり、毎年、貧しい人々に約100万食を提供している。予算は約1700万ドルで、その4分の1は政府から提供される資金だ。