バフェット氏と昼食を、恒例のオークション始まる すでに13万ドル
ニューヨーク(CNNMoney) 米著名投資家ウォーレン・バフェット氏との昼食会への参加権を競う恒例のオークションが、今年も開催されている。
入札は2日夜に始まった。最低落札価格2万5000ドル(約250万円)に対し、3日午前には13万ドルを超える値が付いた。
バフェット氏が米ネット競売大手イーベイに昼食会を出品するのは14年目。落札者は友人7人とともに、バフェット氏とニューヨーク市内のステーキハウス、スミス・アンド・ウォレンスキで食事する権利を得る。オークションによる利益は例年、サンフランシスコの貧困問題に取り組む慈善団体グライドに贈られる。
昨年は匿名の入札者が350万ドル近い額で落札した。これまでの利益は計1500万ドルを超え、過去4年間だけで計900万ドルに上っている。
バフェット氏は友人でマイクロソフト会長のビル・ゲイツ氏が設立したビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団などに多額の資産を寄付してきた。世界の富豪100人余りの賛同を得て、資産の半分を慈善事業に寄付する運動「ギビング・プレッジ」も展開している。