中国、英グラクソ幹部の出国認めず 汚職捜査進む

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英グラクソ・スミスクラインの本社(ロンドン)=同社提供

英グラクソ・スミスクラインの本社(ロンドン)=同社提供

ロンドン(CNNMoney) 英製薬大手グラクソ・スミスクライン(GSK)の中国法人の英国人幹部が中国からの出国を禁止されたことが分かった。GSKが17日、明らかにした。同社は中国政府関係者への贈賄疑惑などで現在、捜査を受けている。

GSKによると、同社中国法人の財務責任者スティーブ・ネチェルプット氏は6月末以降、中国からの出国を禁じられているという。

GSKは中国で、医師や病院、政府関係者に対し多額の金銭を贈っていた疑いが持たれている。同社製品の利用を増やし、価格を高く維持するためだったとみられている。

国営新華社通信によればこれまでに、GSKの現地法人の中国人幹部4人が逮捕された。GSKによればネチェルプット氏はそのなかに含まれておらず、尋問を受けたこともないという。

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