中国、4~6月期のGDPは7.5%増に鈍化

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北京市内のスーパー。習近平体制は内需主導型の経済を目指している

北京市内のスーパー。習近平体制は内需主導型の経済を目指している

香港(CNNMoney) 中国国家統計局が15日発表した4~6月期の国内総生産(GDP)は、前年同期に比べて7.5%の増加にとどまった。成長率は1~3月期の7.7%を下回った。

中国政府の目標や専門家らの予想とほぼ一致する数字で、市場の反応は限定的にとどまっている。

中国は過去30年間にわたって年率10%前後の経済成長を続け、経済大国への仲間入りを果たした。しかし多くのエコノミストは、投資と輸出への依存や不動産市場のゆがみ、株式市場への規制、国営企業の優遇といった問題点を指摘してきた。

習近平(シーチンピン)国家主席、李克強(リーコーチアン)首相の新体制は、内需主導型の成長を目指す経済構造改革に取り組んでいる。今年に入ってインフレは沈静化の傾向を示しているものの、エコノミストらは信用バブルや不動産バブルに懸念を示している。

4~6月期のGDP成長率については、30%の確率で7%を切るとの悲観的な予想も出ていた。

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