日銀、金融緩和の継続を決定 経済回復途上と主張
香港(CNNMoney) 日本銀行は11日、景気刺激を狙った金融緩和政策を当分維持するとの方針を明らかにした。
欧米諸国などの中銀が景気引き締め政策に傾斜する中で対照的な措置となっている。
日銀は声明で、緩和政策の影響で日本経済は緩やかなペースながらも回復の途にあると主張。公共投資や需要面での増大、輸出面での改善をもたらしていると主張した。
日銀は長期国債などの買い入れ制限を緩和し、今後2年間で年間60兆~70兆円規模での購入を想定している。