米モデルナ、ワクチン緊急使用申請 重症化防止100%のデータも公表
FDAの諮問委員を務める米ペンシルベニア大学のワクチン専門家、ポール・オフィット博士は「素晴らしいデータだ」と歓迎する一方、ワクチンを投与されても感染した患者らについて人種や年齢、基礎疾患の有無などを精査する必要があると指摘した。
モデルナは米国で年内にワクチン約2000万回分、全世界で来年中に5億~10億回分の供給を予定している。
新型ウイルスのワクチン開発では、米ファイザーも11月20日にEUAを申請。FDAの諮問委員会が今月10日にこれを審議することになっている。