テキサスの電力系統運用機関、大規模停電をめぐりCEO解任
(CNN) 先月の大寒波の影響で起きたテキサス州の大規模停電をめぐり、州内の電力系統を運用するテキサス州電気信頼性評議会(ERCOT)のビル・マグネス社長兼最高経営責任者(CEO)が解任された。
ERCOTの経営陣が3日夜の緊急会合で解雇を決めた。本人には60日後の契約終了が通告され、移行期間中は現職にとどまるという。
大規模停電をめぐっては、幹部5人がすでに辞任している。
ERCOTはただちに後任の社長、CEOの人選を開始する。次回の会合は来月13日に予定されている。
CNNの集計によると、大寒波では11州で少なくとも80人が死亡。このうちテキサス州で報告された死者は47人だった。