米歌手ドリー・パートン、替え歌でワクチン接種呼び掛け
(CNN) 米カントリー歌手のドリー・パートンさんが2日、自ら新型コロナウイルスワクチンの接種を受ける動画を公開し、ヒット曲の替え歌で「みんなもためらわないで」と呼び掛けた。
パートンさんは南部テネシー州ナッシュビルの大学構内で米モデルナ製ワクチンの接種を受け、その場面を撮影した4分間の動画をツイッターに投稿した。
1970年代のヒット曲「ジョリーン」の冒頭の歌詞を替えて「ワクチン、ワクチン、ワクチン、ワクチン」「どうかお願い、ためらわないで」と歌い、「私は12月から待っていた。ずっと列に並んでいた」と話した。接種を済ませた後は「やった、やった」と声を上げた。
パートンさんは昨年、新型ウイルスワクチンの研究に100万ドル(約1億700万円)を寄付していた。その一部はモデルナのワクチン開発に使われた。
米国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長は3日、パートンさんの動画を見て「良いメッセージを発信している。素晴らしい」と称賛。世間の共感を呼ぶ有名人らがワクチン接種を呼び掛けることは「大変重要だ」と強調した。