ダイエット飲料で割ったカクテルは酔いが回りやすい? 米研究
また、コンピューターを使って運転中の状況を再現し、反応の速さを調べる検査では、ダイエット飲料割りを飲んだ時の方が反応が遅かった。
結果として、ダイエット飲料で割った場合の酔い方は、実際の2割増しのアルコールに相当することが分かった。ただし、本人たちは違いを全く自覚していなかった。
実際に酒場などで客の酔い方を観察し、同様の傾向がみられたとの報告もあるという。
研究者らによると、ダイエット飲料は胃を素早く通り過ぎてしまうため、血液中にアルコールが吸収されるペースも早い。一方、砂糖入りの飲料は食べ物と認識されてじっくり消化されるため、アルコールもゆっくりと吸収される。この違いが回りやすさとして現れるようだ。