クローンで動脈硬化の研究、「病気を持って生まれる」犬に賛否 中国
しかし同社の研究者らは、今後も薬の開発などに役立てるため、クローン犬をさらに増やす構えだ。これまで犬に動脈硬化を起こさせるには、糖分と脂肪分の多い食事を強制的に与え続ける方法が取られてきたのに比べると、犬の苦痛は小さいと主張する。
同社はさらに、クローン技術で警察犬や盲導犬、一般のペット向けの犬も増やす計画だという。
バイオ研究者の間からは、将来こうした研究の規模が大きくなり、期間も長くなれば、科学の発展と動物保護のバランスを取る必要が出てくると予想する声も上がっている。