世界で高まる悲しみや怒りの感情、幸福感格差も拡大 ギャラップ調査

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2017年に発生したイランでの地震で悲嘆に暮れる地元の人々/ATTA KENARE/AFP/AFP/Getty Images

2017年に発生したイランでの地震で悲嘆に暮れる地元の人々/ATTA KENARE/AFP/AFP/Getty Images

(CNN) 世界中で悲しみや怒り、恐怖を感じる人がかつてなく増えている。世論調査会社ギャラップの年次報告書によると、2018年の調査でこの3つの感情は、前年に続いて2年連続で過去最高の水準に達した。

一方、ストレスを訴える人はわずかに減少したが、全体的には不幸指数が最悪だった2017年と変わらない状況だった。

世界で戦争や政治的危機、人道危機が続く中、世界一不幸な国とされたのはアフリカ中部のチャドだった。続いてニジェール、シエラレオネとアフリカの国が続き、4位はイラク、5位はイランだった。

前回調査で最も不幸な国とされた中央アフリカ共和国は、今回の調査対象に含まれていない。

一方、中南米諸国は幸福感が強い傾向にあった。

ギャラップの調査は、2018年に140カ国あまりで成人15万1000人を対象に面接を行い、感情を測定した。

回答者の約4割は、調査の前日に心配事がたくさんあったと回答。3分の1はストレスがあると答え、3割近くは身体的苦痛を訴えた。25%は悲しみを、22%は怒りを感じていた。

メールマガジン登録
見過ごしていた世界の動き一目でわかる

世界20億を超える人々にニュースを提供する米CNN。「CNN.co.jpメールマガジン」は、世界各地のCNN記者から届く記事を、日本語で毎日皆様にお届けします*。世界の最新情勢やトレンドを把握しておきたい人に有益なツールです。

*平日のみ、年末年始など一部期間除く。

「Odd News」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]