ギタリストのアルビン・リー死去、ウッドストックで人気獲得
(CNN) 1960~70年代に人気を集めた英国のブルース・ロックバンド「テン・イヤーズ・アフター」を率いていたギタリスト、アルビン・リーさんが死去したことが10日までにわかった。リーさんの公式サイトが明らかにした。68歳だった。
詳しい死因は不明だが、通常の手術後に起きた「予期せぬ合併症」としている。死去を伝えるサイトのメッセージには娘や妻、前妻の署名が添えられた。
リーさんは1944年、イングランドのノッティンガム生まれ。「テン・イヤーズ・アフター」は米国で69年に開かれたウッドストック音楽祭で曲「I'm Going Home」を披露し、リーさんのギター速弾きテクニックなどが注目を集めた。
この演奏などでリーさんは、エリック・クラプトンやジェフ・ベック、ジミー・ペイジら英国が輩出した著名なロックギタリストと並び称されるようになった。
リーさんはその後、ソロ活動を行い、昨年8月には新作アルバム「Stil on the Road to Freedom」を発表していた。