「アメリカン・イディオット」をチャート1位に、トランプ氏の訪英控えキャンペーン

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「グリーンデイ」の曲「アメリカン・イディオット」をヒットチャート1位にしようというキャンペーンが英国で展開されている

「グリーンデイ」の曲「アメリカン・イディオット」をヒットチャート1位にしようというキャンペーンが英国で展開されている

(CNN) トランプ米大統領による訪問を控えた英国で、米ロックバンド「グリーンデイ」の14年前の曲「アメリカン・イディオット」をチャート1位に押し上げようとする動きが、トランプ氏に批判的な層を中心に広がっている。

このキャンペーンは「アメリカン・イディオットを再び偉大に」と銘打たれたもので、「この曲が英国で1位になれば素晴らしくクールだ。皆さん、ぜひ参加を」と呼びかけている。

実際、ネット通販大手アマゾンの英国版サイトでは、アメリカン・イディオットが1位に浮上した。英国有数の権威を持つ「オフィシャル・シングル・チャート」では、10位後半から20位前半で推移している。

順位を争っているのはサッカーソングの「スリーライオンズ」だ。W杯のイングランド代表を応援する歌だったが、イングランドはこのほど敗退した。

アメリカン・イディオットが発売されたのは2004年。当時はイラク戦争の後で、ジョージ・W・ブッシュ米大統領とメディアを批判の対象に据えた曲とみられていた。

英国ではトランプ氏を赤ん坊に見立てた巨大風船「トランプベビー」も登場しており、トランプ氏をけん制するユーモアの「ワンツーパンチ」と言えそうだ。

トランプ氏は10年、ミュージカル版アメリカン・イディオットのブロードウェー公演初日を観劇し、「素晴らしい演劇体験だった」と絶賛していた。

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