ラグビーの元トンガ代表タニエラ・モア氏、36歳で死去
(CNN) トンガラグビー協会は16日、元同国代表選手のタニエラ・モア氏が死去したと発表した。36歳だった。
同協会はソーシャルメディア上で、「イカレタヒ(海鷲<わし>)のトンガラグビーにおいて、伝説的な偉人たちの列にその名を刻むことになる強者。タニエラ・モアの死去についての知らせを受けるのは非常に悲しい」との声明を発表した。
モア氏は2005年、ニュージーランドのラグビーチームであるオークランドでデビューし58試合に出場。クラブチームでのキャリアにおいては、ベイ・オブ・プレンティ、スーパーラグビーのブルーズやチーフスに所属し、さらにフランスのセクシオン・パロワーズでもプレーした。
対フランス戦の国際試合でプレーするモア氏=2013年11月16日/John Berry/Getty Images
ロイター通信によると、代表でもハーフバックとして活躍し、21キャップを獲得。ニュージーランドで11年に開催されたワールドカップにも出場した。
同大会ではニュージーランド代表オールブラックスとの開幕戦や、準優勝を果たすことになるフランスから金星を上げたゲームなど、全4試合に出場した。