ウクライナ選手、侵攻批判のロシア選手を「勇敢」と称賛 全仏テニスで対戦後

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
親指を立てるダリア・カサトキナ選手/Benoit Tessier/Reuters

親指を立てるダリア・カサトキナ選手/Benoit Tessier/Reuters

カサトキナ選手は試合終了後、握手の代わりに親指を立てる好意的なジェスチャーをスビトリナ選手に送った。これに対して観客の一部からブーイングが起きた。

カサトキナ選手は5日、ツイッターに「とても苦々しい心境でパリを後にしようとしている」と投稿。「どの試合でも常に観客からの応援に感謝してきたが、昨日は対戦相手の握手拒否を尊重しただけでブーイングを受けた」「私たちはお互いへの敬意を表したのに」と書き込み、「敵意を広めないで」と訴えた。

同選手は昨年、同性愛者であることを明かし、ロシア政府の同性愛規制に対しても批判を展開してきた。

スビトリナ選手が準々決勝で対戦するベラルーシ出身のアリーナ・サバレンカ選手は、試合後の記者会見でウクライナ侵攻へのベラルーシの関与について問い詰められ、不安を感じたとして、その後の会見を欠席している。

メールマガジン登録
見過ごしていた世界の動き一目でわかる

世界20億を超える人々にニュースを提供する米CNN。「CNN.co.jpメールマガジン」は、世界各地のCNN記者から届く記事を、日本語で毎日皆様にお届けします*。世界の最新情勢やトレンドを把握しておきたい人に有益なツールです。

*平日のみ、年末年始など一部期間除く。

「ウクライナ」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]