セーヌ川泳いだ選手の体調不良でベルギー棄権、スイスは選手交代 五輪トライアスロン

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パリ・オリンピックのトライアスロン競技でセーヌ川を泳いだ選手が体調を崩し、5日の混合リレーはベルギーが棄権、スイスは選手の入れ替えを強いられた/Anne-Christine Poujoulat/AFP/Getty Images

パリ・オリンピックのトライアスロン競技でセーヌ川を泳いだ選手が体調を崩し、5日の混合リレーはベルギーが棄権、スイスは選手の入れ替えを強いられた/Anne-Christine Poujoulat/AFP/Getty Images

パリ(CNN) パリ・オリンピックのトライアスロン競技でセーヌ川を泳いだ選手が体調を崩し、5日の混合リレーはベルギーが棄権、スイスは選手の入れ替えを強いられた。

ベルギーのオリンピック委員会は、クレア・ミシェル選手の体調不良を受けて棄権を発表した。ミシェル選手は7月31日に行われた女子トライアスロンでセーヌ川を泳いだ数日後に体調を崩したと伝えられていた。

ベルギーは「今後のトライアスロン競技に向けて教訓が学ばれることを望む。トレーニングの日程、競技日程、競技形式などを事前にはっきりさせ、選手やサポート要員に不安がないよう徹底させなければならない」と要望している。

一方、スイスはアドリアン・ブリフォード選手が胃腸の感染症のため出場できなくなり、代わってジモン・ベスターマン選手が出場する。

スイス代表チームの医療責任者は、ブリフォード選手の感染症がセーヌ川の水質に関係しているかどうかは分からないと説明。他国の選手たちの胃腸疾患の増加は、これまでのところ確認できていないとしている。

パリ2024組織委員会は、トライアスロン個人の競技が行われた日の朝、セーヌ川の水質は「非常に良好」だったと発表。「セーヌ川で行われる競技については、水質検査を毎日行い、その結果と幅広い(衛生などの)基準を基に、ワールドトライアスロンとパリ2024が実施するかどうかを決めている」とした。

ワールドトライアスロンとパリ2024は4日の声明で、セーヌ川の水質が過去2時間の間に改善したと述べ、混合リレーは予定通り5日に実施すると発表した。

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