ピカソが描いた約100万ドル(約1億1000万円)の絵画が当たるチャリティーくじが行われる。チケットは1枚100ユーロ(約1万2000円)で抽せん日は3月30日。
今回のくじの対象となったのは1921年に描かれた縦約22センチ、横約45センチの作品。英画家ゴードン・オンスロー・フォードもかつて所有していた同作は現在、パリにあるピカソ美術館に展示されている。
収益金は国際NPOケア・インターナショナルが受け取り、カメルーンやマダガスカル、モロッコなどで20万人に清潔な水を届けるために使われる。
今回のくじはフランスのテレビ番組で活躍しているペリ・コチンさんが手掛けた。チケットは世界中で計20万枚が販売される。
同様の取り組みは2013年にも行われ、このときは米ペンシルベニア州の男性が当せんしていた。