マドンナとエルトン・ジョン、ついに和解 数十年にわたる確執経て

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米歌手マドンナと英歌手エルトン・ジョン/Pablo Porciuncula/AFP/Tim P. Whitby/Getty Images

米歌手マドンナと英歌手エルトン・ジョン/Pablo Porciuncula/AFP/Tim P. Whitby/Getty Images

(CNN) 米歌手マドンナと英歌手エルトン・ジョンが長年の確執を経てこのほど和解にいたった。ふたりは2004年以来、公然と非難の応酬を繰り広げてきたことで知られる。

マドンナは7日、ふたりが友人になった証しとしてインスタグラムにジョンとのツーショット写真をシェア。写真は米テレビ番組「サタデー・ナイト・ライブ」でのジョンのパフォーマンスを見に行ったときに撮影されたものだという。

マドンナは「私たちはとうとう仲直りした!!!」「とても尊敬している人がアーティストとしての私を嫌いだと公表していると知って、何十年もの間、傷ついてきた。理解できなかった」と書き込んだ。

マドンナは、ジョンが番組のゲストだと聞いて、「行くことにした」。

楽屋で対面したジョンの口から最初に出た言葉は「許して」。この言葉でふたりの間にあった壁は取り払われた。「許しは強力な手段だ。数分のうちに、私たちはハグしていた」(マドンナ)

マドンナによると、ジョンはマドンナのために曲を書いていて、コラボレーションしたいと考えているという。

ふたりの確執は、04年の英国の音楽賞「Qアワード」でジョンがマドンナについて「口パク」をしていると非難した発言に端を発している。

これ以降、このスーパースターたちは、公の場で互いをののしり合ってきたが、今では平和を取り戻し、マドンナはジョンの功績を称(たた)えているようだ。

マドンナは7日、インスタグラムに「高校生の時に彼のパフォーマンスを見て、人生が変わった」と投稿。「いつものけ者のように感じて育ったけれど、ステージ上の彼を見て、違っていてもいいのだと思えた」

ジョンはマドンナの投稿に「自分と自分の余計な発言を許してくれたこと」への感謝や、アーティストとしてマドンナが成し遂げた「偉業」に対する称賛、1980年代からマドンナが取り組んでいるエイズ支援活動への賛同を書き込んだ。

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