ジョンソン英首相の議会閉会に違法の判断を下した英最高裁のヘイル長官(74)が、ソーシャルメディア上で旋風を巻き起こしている。
ヘイル氏は24日、法廷で判決文を読み上げ、閉会は無効になったと宣言した。ツイッターではこの時の弁舌に加え、胸元につけていた大きなクモのブローチが注目を集めた。
ネット上ではまもなく同じようなクモをあしらったTシャツが売り出され、同氏が過去につけていた虫などのブローチを紹介する写真も投稿された。
米国の人気歌手ビヨンセにちなんで、同氏を「法曹界のビヨンセ」と呼ぶ書き込みもあった。
あるツイートでは、今年の米エミー賞でコメディー部門の主演女優賞や脚本賞に輝いた英国のフィービー・ウォーラー・ブリッジさんがドレス姿でくつろぐ姿の写真に、「ヘイル氏の今」というコメントが添えられた。
ヘイル氏は1945年にイングランド北部のリーズで生まれ、ケンブリッジ大学で法学を学んだ。大学教員と法制審議会職員を経て、1994年に高等法院判事、2009年には女性初の最高裁判事となった。
Can we not lose sight of what's important here: what an absolute brooch icon Lady Hale is pic.twitter.com/I0IAx4TE3M
— Ed Brody (@chiefbrody1984) 2019年9月24日