台湾でコインランドリーを営む老夫婦が忘れ物の洋服を着て、ファッションモデルのようにポーズを取った数々の写真が、インスタグラムで人気を呼んでいる。
チャンワンジーさん(83)と妻のスーショエルさん(84)は台中市内でこの数十年、コインランドリーを経営してきた。
写真撮影を提案したのは、スタイリストとして活躍する孫のチャンリーフさん(31)だ。ファッションを楽しむのに年齢は関係ないことを、人々に知らせたかったという。
店に忘れられて1年以上そのままになっている洋服を、夫妻が着こなしてポーズを取る。
2人とも普段の服装とはがらりと変わって、サングラスで古着風に仕上げたり、スポーツブランドのトップスに帽子を合わせたりと、多彩なテーマに挑戦している。
チャンワンジーさんらはSNSの反響に対し感謝しているという /wantshowasyoung (Instagram)
ワンジーさんは当初、「こんなものを見たい人がいるだろうか」と半信半疑だった。ところが、リーフさんが先月、インスタグラムに開設した2人のアカウントは、1カ月でフォロワー数が13万人を超えた。
「孫息子や孫娘が増えたような気分」と、ショエルさんも喜んでいる。