快進撃の中国スマホメーカー「シャオミー」 目指す先は
香港(CNNMoney) 中国の新興スマートフォン(スマホ)メーカー、「小米科技(シャオミー)」の快進撃が止まらない。同社の戦略の特徴は、各地でイベントを開催し、ユーザーと直接交流する機会を増やすことで、熱心な「ファン」を開拓していくところにある。
香港でもこのほど、そんなファン交流会が開催され、話題を集めた。参加したファンの中には、テレビやスマホが抽選で当たる人もおり、イベント会場は熱気に包まれていた。
同社副社長のヒューゴ・バラ氏は、米検索大手グーグルのスマートフォン向けOS(基本ソフト)「アンドロイド」部門で副社長を務めていたが、昨年シャオミーに引き抜かれた。
同氏はファンとの交流イベントについて、カナダの人気歌手を引き合いに出し、「会場はジャスティン・ビーバーのコンサートのような雰囲気だ」と形容する。香港でのイベントでは、自ら中国式の歌や踊りを披露して喝采を浴びた。
こうしたイベントによるファン開拓は、着実に成果を上げているようだ。