サイバー攻撃の被害、150カ国で20万件 週明けさらに拡大の恐れ
例えばウイルスに感染したPDFファイルが電子メールに添付されて届き、同僚の1人がそのファイルを開けば、たちまちオフィス内の全員が被害に遭うこともあり得るという。
英国家サイバーセキュリティ―センターは14日、「既に発生しているマシンやネットワークの感染が、まだ検知されていない可能性もある。現存するウイルス感染が、ネットワーク内部で拡大するかもしれない」と警告した。
こうした事態に備えるため、企業などではセキュリティー対策の強化や潜在的感染に対する対策に追われている。
今後も感染の発覚が相次いでウイルスの亜種も増えることが予想され、被害はさらに拡大する見通しだ。