中国、次世代通信規格「5G」がサービス開始
香港(CNNBusiness) 中国で11月1日から次世代通信規格「5G」のサービスが始まった。中国移動と中国電信、中国聯通の通信大手3社が5Gのプランを提供しており、価格は128元(約2000円)から。
中国国営新華社通信によれば、5Gのサービスは、北京や上海、広州など50都市で利用できる。上海には約1万2000カ所の5G用の基地局が稼働している。
米国や韓国でも一部の地域で5Gのサービスが始まっているが、バーンスタイン・リサーチによれば、中国のネットワークが最大規模だという。
新華社通信によれば、スマートフォンを使ってインターネットを利用する中国人の数は約8億5000万人とモバイルでのインターネット利用者数は世界最大。
ジェフリーズの予測によれば、2020年までに中国の5Gの利用者数は1億1000万人に達する見通し。ジェフリーズによれば、韓国では今年4月に5Gのサービスが始まったが、5Gの契約者数は韓国のインターネット利用者の約3%だという。