中国当局、18歳未満のゲーム時間を制限 休日などの1時間に

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オンラインゲームを楽しむ人々=2019年8月1日、上海/Visual China Group/Getty Images

オンラインゲームを楽しむ人々=2019年8月1日、上海/Visual China Group/Getty Images

(CNN Business) 中国当局は今週以降、18歳未満の子どもがオンラインゲームに費やす時間を休日などの1時間に制限する。

国家新聞出版署(NPPA)が30日、国営新華社通信を通して発表した。ゲームが認められるのは金~日曜日と祝日の午後8~9時のみとなる。

当局は2019年、18歳未満のゲームを平日は90分、週末は3時間までとする制限を発表していた。

NPPAは先日、ゲーム中毒を防ぎ、未成年者の健全な成長を守るための新たなルールを、新学期の開始に合わせて発表すると予告していた。

NPPAの報道担当者は30日の記者会見で、10代のゲーム中毒が学業や心身の健康に深刻な影響を及ぼし、さまざまな社会問題を引き起こしているという親からの訴えを受けた制限措置だと説明した。

発表を受け、30日のニューヨーク市場では中国のゲーム大手ネットイースの株価が3.4%下落。香港市場でも大手テンセント株が一時、同様に下落した。

中国当局は最近、ITや教育分野で民営企業への締め付けを強めている。テンセントは30日、当局の制限に従い、引き続き未成年者の保護に向けた技術開発などに努めると表明した。

同社は今月初め、未成年者のゲーム時間を平日1時間まで、休日は2時間までとする独自の制限を発表していた。

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