ストリートビュー用の新型カメラ、運搬しやすく可愛さも? 米グーグル
(CNN Business) 米グーグルのストリートビュー撮影車は2007年に米国の5都市で導入されて以来、地球を駆け巡り、屋根に搭載したカメラで計1600万キロあまりを撮影してきた。撮影した写真はつなぎ合わせられ、世界の大部分のビジュアル地図を作成するのに使われる。
こうしたカメラのおかげでグーグルは幅広い場所を撮影することが可能になったものの、従来のカメラは重くかさばり、ストリートビュー撮影車の内部に大量の演算能力の搭載を必要としがちになる。
そんな中、グーグルは24日、新しいストリートビューのカメラを発表した。特に小島や山頂などの遠隔地で撮影がしやすくなると見込んでいる。
カメラの重さは約7キロ。これは現行のカメラと必要な電子機器を合わせた重量の10分の1程度に過ぎない。モジュール式のため必要ならライダー(LiDAR)など異なるセンサーでカスタマイズすることが可能で、車を改造しなくても屋根の荷台に素早く取り付けることができる。