本気でやせたいなら「減量休暇」? バケーションとダイエットを両立 =下=
8.アブソルート・サンクチュアリ(タイ)
アブソルート・サンクチュアリは、チョンモン半島を一望できるリゾートだ。
同リゾートのエグゼクティブディレクター、クレア・ボストック氏によると、ゲストは7日間、10日間、14日間の3種類のプログラムから1つ選択し、平均3~10キロの減量に成功するという。
ボストック氏が見てきた中で最も成果が大きかったゲストは、ある多国籍企業のCEOで、同リゾートのダイエットメニューとプログラム活動に取り組んだ結果、約170キロあった体重が10日間で約9キロ減った。
食事は軽めで、手で摘んだ地元の有機農産物や低温圧搾法で製造された油、自然調味料、さらにアマの種子、スピルリナ、ココナツオイルなどのスーパーフード(低カロリーで栄養が豊富な自然食品)を使った料理が提供される。
例えば、朝食はリンゴとグアバのフルーツサラダ、昼食はカシューナッツと玄米のいため物、夕食はパッタイといった具合だ。
アブソルート・サンクチュアリの「二重フィットネス法」では、ピラティスやフィットネスボール、筋力トレーニングなど、各ゲストに適したエクササイズを行うと同時に、催眠療法など減量に対する心の壁を打ち破るためのセラピーも行う。
標準的な1週間コースの料金は、複数回のスパセッション、3食付きの宿泊、フィットネスクラスの料金込みで9万6900タイ・バーツ(約30万円)から。