本気でやせたいなら「減量休暇」? バケーションとダイエットを両立 =下=
9.ランチョ・ラ・プエルタ(メキシコ)
ランチョ・ラ・プエルタは、メキシコ・テカテの米国との国境のすぐ近くにあり、ラグナ山脈とシエラ・フアレス山脈の合流点に位置する。約1200ヘクタールの広さを誇り、敷地内には多くの庭園、山、牧草地がある。
このリゾートの1週間の減量プログラムでは、栄養に配慮した持続可能な食事や筋肉増強法が学べる。「滞在中、適度に運動し、ここで提供される食事を取っていれば、1週間で1~2キロほどの減量が可能だ」と語るのは、ランチョ・ラ・プエルタの栄養担当ディレクター、イボンヌ・ニーンシュテット氏だ。
「メキシコ風地中海式ダイエット」と呼ばれる同リゾートの食事は、植物と自然食がメーンで、加工食品は一切禁止されている。また筋肉を落とさずに脂肪を落とすことを目指しているので、カロリーは適度に減らしていく。
ニーンシュテット氏が覚えているスザンヌさんというゲストは、乳製品やグルテン、砂糖を断ち、大量のサラダを食べ、新鮮な野菜のジュースを飲むことにより、3週間で約11キロの減量に成功した。
ランチョ・ラ・プエルタでは、高負荷のインターバル・トレーニングをはじめ、野鳥観察やフラフープ、アフリカンダンス、テニス教室、瞑想(めいそう)のワークショップなど、40種類の活動を毎日行っている。
料金は、宿泊(7泊、1人部屋)、食事、フィットネスクラス、プレゼンテーション込みで3650ドル(約37万円)から。