世界最大のクルーズ船が就航へ 来月4日にフロリダ発
パンデミックではクルーズ業界全体が大きな打撃を受けた。米疾病対策センター(CDC)は昨年末、新型コロナの感染状況に基づく渡航警戒レベルのリストで、クルーズ船をリスクが最も大きい「4」のカテゴリーに加え、ワクチン接種状況に関係なく旅行を自粛するよう勧告した。
今月15日のリストではクルーズ船の警戒レベルを「3」に引き下げ、旅行前にワクチン接種を完了するよう呼び掛けている。
ロイヤル・カリビアンは現在、12歳以上の乗客全員にワクチン接種の完了、2歳以上の全員に陰性証明の提示を義務付けている。また屋内では公的な空間の大半でマスクを着用することとしている。
新たなクルーズ船としては、このほか米大手プリンセス・クルーズにも先日、イタリア北東部のモンファルコーネで「ディスカバリー・プリンセス」が引き渡された。
ディズニーのクルーズ船で10年ぶりの新顔となる「ディズニー・ウィッシュ」は、今年の夏に納入される予定。
モナコを拠点とするシルバーシー・クルーズの新たな豪華客船「シルバー・ドーン」は今春の就航を予定している。