「サンディ」が大統領選に及ぼす影響 5つのポイント
4.制限される期日前投票
メリーランド州と首都ワシントンで29日の期日前投票が中止されたが、いずれもオバマ大統領勝利がもともと確実視されていた。ただ、ノースカロライナやオハイオ、バージニアなど、激戦州の一部も影響を受けそうだ。
期日前投票ではオバマ大統領が優勢とされてきただけに、その投票率が下がれば大統領側がより大きな打撃を受けることになるだろう。
5.世論調査も取りやめに
選挙戦の終盤になると「最終世論調査」の結果が飛び交うのが常だが、今回は予定通りにいかない可能性がある。
調査機関ギャラップと経済紙インベスターズ・ビジネス・デーリーは29日、毎日実施していた全米世論調査を一時的に中止すると発表した。また電話回線や携帯電話のサービスがストップし、調査が物理的に不可能となる地域も出てきそうだ。