クリントン長官の頭部静脈内に血栓 医師団は完治に自信
(CNN) 頭部に血栓が見つかり、米ニューヨーク市内の病院に入院中のクリントン米国務長官は12月31日、血栓を溶解するための抗凝血剤による治療を受けた。担当の医師らは、長官の血栓は完治するとしている。
クリントン長官(65)は12月、ウイルス性胃腸炎を患い脱水症状で気を失った際に脳しんとうを起こした。その後の検査で血栓が見つかり、ニューヨークのプレスビティリアン病院に入院していた。
医師らによると、血栓は、右耳の後ろの脳と頭蓋骨の間の静脈内にあり、今のところ脳卒中や神経障害の症状は見られないという。クリントン長官は、必要な投薬が完了次第、退院するとしている。