グアンタナモ収容者が語る 過酷な尋問の実態
凍るような独房。扉が開く。今度は看守が私を床に押し倒し、順番に背中を踏みつける。
私はもうこれ以上絶食はできないと告げる。彼らは食事を床にぶちまけて豚のように食べろと言う。トイレに行かせてもらえない。ますます耐えられなくなってくるのを彼らは眺め、もし私がパンツの中に漏らしたらレイプするぞと通訳させて笑う。
凍るような独房。扉が開く。彼らは私を立たせ、米国旗に敬礼させる。
映画館のような部屋でほかの囚人たちが虐待される映像を見せられる。それから私に踊れと命じて、彼らが私につないだ鎖を引っ張りながら、円を描いて走らされる。拒もうとするたびに、彼らは私の最も触れられたくない部位を触る。
凍るような独房。扉が開く。雨が降って、至る所にぬかるみができている。私は足枷をされていてうまく歩けない。彼らはわざとぬかるみの上を引きずり回す。
今度はポルノ部屋だ。至る所にひどい写真。男とロバの写真もある。私は衣服をはぎ取られて裸にされ、ひげを剃られる。私の宗教に対するいわれのない侮辱だ。女性の裸の写真を見せられる。いろんな動物の鳴き声を出せと言われ、拒むと殴られる。冷たい水を頭から浴びせられて終わる。