米国人の金銭ストレス、9割が「軽減せず」
主な原因としては「想定外の出費」「住居費や食費などの生活費」「老後の蓄え」が挙げられる。
金銭問題は身体的な健康にも悪影響を及ぼしているとみられ、全体の12%が「経済的理由によって病院へ行く回数を減らした」、32%が「経済的理由で健康的な生活ができない」と答えた。
金銭問題以外では、職場と家庭での責任が主なストレス源となっている。
調査ではさらに、年収5万ドル(約590万円)未満の世帯と5万ドル以上の世帯の間でストレスの強さが大きく異なり、その差はさらに広がりつつあることが分かったという。
APAのノーマン・アンダーソン最高経営責任者(CEO)は「今年の調査でも、私たちは異常といえるほど強いストレスを抱えていることが確認された。全国民が遅かれ早かれ取り組まなければならない問題だ」と話している。