ニューハンプシャー予備選、有権者の関心は「経済」
共和党投票者の中で、保守系のキリスト教福音派が占める割合は約25%と、初戦の中西部アイオワ州よりはるかに低かった。自身を「非常に保守的」と称した人の割合もアイオワより低く、約3割だった。
また両党に共通する傾向として、候補者を選ぶうえで諸問題に対する意見を重視すると答えた人が、人格や指導力を重視する人を上回った。
問題の具体的な内容としては、民主党で経済、雇用をトップに挙げた回答が3分の1で所得格差と並び、共和党では経済が3割、財政支出とテロの回答がそれぞれ4分の1だった。
どちらの党にも投票できる無党派の有権者が占めた割合は、共和党で全体の3分の1、民主党で約4割。初めて予備選に参加すると答えた人の割合は、アイオワ党員集会での調査より低かった。
出口調査は州内44の選挙区で、共和党1257人、民主党1434人の投票者を対象に実施された。