クリントン氏とサンダース氏、第2戦に向けて対話集会で舌戦
(CNN) 米大統領選に向けた指名争いの第2戦となるニューハンプシャー州の予備選を来週に控え、民主党のヒラリー・クリントン前国務長官とバーニー・サンダース上院議員は3日夜、CNN主催の対話集会に参加し舌戦を繰り広げた。
サンダース氏は選挙資金の集め方や気候変動、貿易問題、イラク戦争などでクリントン氏が民主党の基礎から逸脱していると批判を展開。
サンダース氏は、クリントン氏が企業や資産家などから無制限に資金を集めて活動を行う特別政治活動委員会(スーパーPAC)制度を通じてニューヨークの金融街から1500万ドル(約18億円)を集めたと指摘。また、重要な外交の転換点となったイラク戦争では賛成票を投じたと述べて、いずれも「進歩主義に反する」行為だと批判した。
一方、クリントン氏は、サンダース氏は誰が進歩主義的なのかの判定役を自任しているようだが「そんなことは気にしない。私は自分の立ち位置を知っている」と反論した。