クリントン氏とサンダース氏、第2戦に向けて対話集会で舌戦
クリントン氏はまた、国務長官退任後に米金融大手ゴールドマン・サックスから多額の報酬を得てスピーチを行ったことについて問われると、ゴールドマンだけが講演に対して報酬を支払ったわけではないと説明。「67万5000ドルも支払いが必要だったか」との質問には「向こうが決めた金額だ」「(当時は)立候補するとは思っていなかった」と応じた。
聴衆の女性からイラク戦争への賛成票に関して質問を受けると「私は誤りを犯した」と述べ、賛成すべきではなかったと認めた。
指名争いの初戦となった1日のアイオワ州の党員集会ではクリントン氏が僅差で勝利したが、ニューハンプシャー州ではサンダース氏の支持が上回っている。
CNNが世論調査を集計したところでは、サンダース氏の支持率は55%でクリントン氏の37%を大きく上回っている。サンダース氏はニューハンプシャー州に隣接するバーモント州の上院議員。