米陸軍、シーク教徒士官のターバンとあごひげ認める
陸軍幹部は今回の措置について、宗教への配慮から、危険を伴わない任務に従事する際は、長髪にターバンを着用して身なりを整えることを認めることにしたと説明している。
シン大尉はインドのパンジャブ州で生まれ、9歳の時に家族と共に米国に移住。10年前に陸軍に入隊して戦闘任務に従事し、2012年にはアフガニスタンに派遣された。
これまで軍の規定に従ってきたが、18歳で入隊してひげをそらなければならないと知った時は、ショックのあまり「自分の人生が10分で粉々に砕け散る」思いだったという。
今回の自分の行動が、ほかの人たちを鼓舞することにつながればとシン大尉は話している。