クリントン氏、討論会後に支持伸ばす 男性や無党派層にも
クリントン氏は、大統領の職に就く準備ができているかという質問で22ポイント、中間層の問題を把握しているかという質問でも17ポイントと、トランプ氏に2けたの差をつけている。
正直で信頼できる候補かという点では、クリントン氏が前回トランプ氏に15ポイントのリードを許していたが、今回はその差が7ポイントまで縮まった。
どちらの候補がより尊敬できるかという質問への答えはクリントン氏が40%、トランプ氏が30%だったが、どちらも尊敬できないという声も29%を占めた。特に、民主党の支持基盤でありながらクリントン氏が支持の取り付けに苦心している若者層では、42%がどちらも尊敬できないと答えた。
26日夜の討論会については終了直後の調査結果と同様、クリントン氏の勝利と判定した人が約6割と、トランプ氏の24%を大幅に上回った。
調査は9月28日から10日2日にかけ、全米から無作為に抽出した成人1501人を対象に実施された。このうち登録済み有権者は1335人、投票する可能性が高い有権者は1213人だった。